AX 「BunsenLabs Linux helium」のインストールとメニューの日本語化

「BunsenLabs Linux helium」のインストールとメニューの日本語化

BunsenLabs Linux helium

Debian 9 “Stretch”をベースとした「BunsenLabs Linux helium」が、いつの間にかリリースされていました。
概要と基本的なインストール方法について真っ先に紹介してくれていた方がいらっしゃったので、まずはこちらを参照してください。

「無料OS『BunsenLabs Linux』軽い…256MBでオフィスソフトも可! 」
https://report.hot-cafe.net/bunsenlabs-linux-4951
「無料OS『BunsenLabs Linux』…インストールと日本語入力の設定! 」
https://report.hot-cafe.net/bunsenlabs-install-4961

bl-welcome

インストール完了後の動作としては、上記のサイトでは記述が省略されているようですが、これまでのBunsenLabs Linuxと同様、自動的にターミナル画面で「welcome」と初期設定作業が始まります。
画面の指示のとおりに作業を進めてください。
「y/N」等、選択を求められた場合、意味が分からなければとりあえず大文字で表示されている方を選択すれば大丈夫です。(「Y/n」なら「Y」を選択)
(なお、ターミナル画面で「bl-welcome」と入力すれば、今後もいつでもこの初期設定作業をやり直すことができます。)

標準アプリの日本語化、fcitx-mozcのインストール

次に、Firefox ESR 版等、標準アプリの日本語化のため、ターミナル画面で次の1行を実行しましょう。

$ sudo apt install task-japanese task-japanese-desktop

これでブラウザもばっちり日本語化!(追記:一度ログアウトしてくださいね。)
LibreOfficeも日本語化されているはず。

次に、お好みで、日本語入力に「fcitx mozc」をインストール。

$ sudo apt install fcitx-mozc

メニューの日本語化

次に、画面右クリックで表示されるメニューを日本語化しましょう。

menu-jp-blhelium.xml_.zip


上のリンクから当該ファイルをダウンロードし解凍、中身の menu-jp-blhelium.xml を ~/.config/openbox/ の中に置いてください。
~/.config/openbox/ が表示されていない場合、ファイルマネージャーで「表示」→「隠しファイルを表示」の作業をお忘れなく。
その後、当該フォルダ内の現在の menu.xml を menu.xml.org 等にファイル名を変更。
ダウンロードした menu-jp-blhelium.xml をmenu.xml にファイル名を変更。
画面右クリックのメニュー から Preferences → Openbox → Restart と選択。

以上で、メニューが日本語化されたはず。

ただ、menu-jp-blhelium.xml を作成したのはLinux初心者の私なので、中途半端な出来栄えを愛嬌として許せる方のみご利用くださるよう、どうかよろしくお願いいたします。

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